オフィス改装の業者さんと契約書を交わしました。

もっとマメで意欲的だったら改装ではなく、新規不動産を取得したかもしれません。

今日は改装か新築物件どちらを選ぶべきなのか?

メリットデメリットをあげて考えてみます。

★新築のメリット/デメリット

キレイ 最新設備 /価格が高い 間取りが選べない 近隣環境が未知数 手続きが面倒 抽選制

★改装のメリットデメリット

価格が安い 間取り変更可能 近隣環境が安心 住所変更不要 /古い 耐用年数

新築と中古なら新築の方がいいに決まっています。

しかし不動産投資をしている人は知っていると思いますが新築は割高です。

新築プレミアが2~3割のっているので築浅物件を買った方がおトクです。

不動産はご縁のものなので、希望と予算に合う物件が手に入るとは限りません。

便利な立地で予算に合う物件がない場合はリノベーションという手があります。

リフォームよりも大規模に修繕するのがリノベーションです。

今回、壁も天井も床もすべてはがして配管も交換してもらいます。

なので部屋の中は新築と同じようにピカピカになります。

リノベーションは1000万円くらいで出来ます。

同じ条件の新築を購入するとしたら4500万円くらいです。

新築を買っても20年経てばリフォームが必要になります。

家賃に換算してみると

4500÷20年=225万円 1ヶ月18万7500円

1000万円÷20年=50万円 1ヶ月あたり4万1700円

です。

ライフステージや何年使用するかによって新築、築浅、中古を選ぶとよいです。

一般的にコンクリートで出来たマンションの耐用年数は47年ですが実際には100年くらい持ちます。

ウチの近所にも築50年のプレミアムマンションがあります。

古色蒼然としていますが、お値段は下がりません。

なぜなら立地がいいからです。

不動産は1に立地、2に立地、3、4がなくて5に立地です。

当社のオフィスも利便性の高い場所にあるため、購入時より値上がりしています。

売却してリノベ代の1000万円を足して新築を買う選択肢もあります。

なぜそうしないのか?という理由は間取りにあります。

近年のマンションはどれも同じような造りで同じような間取りです。

田の字で蜂の巣のように小さな部屋があり収納スペースがたくさんあります。

当社オフィスはアメリカで言うstudio(ステュディオ)という間取りです。

その名の通り、運動をしたり、セミナールームとして使えます。

その日の気分でパソコンデスクを動かすフリーアドレスもできます。

もうひとつは事務的な問題です。

会社の住所を変更する手間が省けます。

登記や印刷物など変更しなくて済むのでラクチンです。

さらに、新築物件の場合はお隣にどんな人が住むことになるのかわかりません。

また、管理組合や自治会などがちゃんと機能しているかもわかりません。

以上のことから、手持ちの中古マンションをリノベすることにしました。

半年後、どんな仕上がりになるか今から楽しみです。