世界情勢は驚くほどにいろいろなことが起きています。

4月の段階ですでに米中は戦争状態と書いたのですが、対立は激化しています。

情報戦や経済制裁だけではなく、デモや暴徒などの暴力も仕込んできました。

米中というのは正確ではありません。

国家は1枚岩ではありません。

国家の中にAチームとBチームがあり、互いに争っています。

アメリカの中に右と左、西と東、共和党と民主党、金融寄りと宗教寄り、イスラエル寄りと中国寄りのチームがあって、互いに争っています。

日本もロシアも中国も同じです。

国全体がひとつにまとまっては困る人たちがいるからです。

香港のデモもアメリカのデモも民主化運動ではないのです。

資金提供者がいて、武器提供者がいます。

民主化や自由化以外の目的があります。

すごく頭のいい人たちがいて、この方法を使って世界情勢や経済をコントロールしています。

 

2001年元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏が脚本執筆・主演した「不都合な真実」という映画がありました。

アル・ゴア氏が、Co2による地球温暖化による環境問題と政府のあり方を批判しするドキュメンタリー風の映画です。

批判された前政権のパパ・ブッシュは「地球温暖化など単なる学問上の仮説で、温暖化現象は現実に確認できていない」とする公式見解で温暖化を否定し、ほとんどのメディア報道も追従していました。

アル・ゴアは民主党員、クリントン政権の第42代副大統領。

ブッシュは共和党員、前政権の第41代大統領です。

そういうことです。

この映画はドキュメンタリーなどではなくプロパガンダです。

世の中にはメチャクチャ頭のいい人間がいます。

Co2、二酸化炭素、つまり空気からお金を作る人がいます。

このただの空気を世界規模のビジネスにして数兆円数京円を儲ける方法を考えついた人がいるのです。

1997年の京都議定書(気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書: Kyoto Protocol to the United Nations Framework Convention on Climate Change)から各国は排出権取引(Carbon emission trading)というものを始めました。

各国ごとに排出できる枠を定め、排出枠が余った国や企業と、排出枠を超えて排出してしまった国や企業との間で取引するのです。

映画には上記のような内容は出てきません。

Co2が悪いのか問題ないのか、どちらが科学的に正しいのかは実証されていません。

正直、彼らにとってそんなことはどうでもいいのです。

儲かりさえすれば!!!

世の中のことはお金の流れを追って考えるとその裏側がわかることが多いです。

これからも表立っては語られることのない裏側を書いていきます。