商工会議所さんから無料の個別相談会をすすめられたので行って参りました。
中小企業診断士との面談はこれで4回目です。
せっかくなので補助金の申請書を下書きして見てもらうことにしました。
カフェで1時間ほどで走り書きですが、自社の説明、市場分析、ブランディング、事業計画を書いて持っていきました。
すると「すみません。僕、文字読むの苦手なんです!口頭で説明してもらえますか?」と言われました。
なんでも今回の中小企業診断士さんは広告業界出身なんだそうです。
いきなりのプレゼン要求。
商工会議所の職員のオジサンもメガネ越しにこちらを見ています。
気分は岡崎体育さんの「お風呂上りにパピコを食べる歌」のCMプロデューサー。
ええい、ままよ。とりあえずやっつけでもやるしかありません。
パピ、パピ、パピコ!
診断士「うーん、素晴らしいですね。僕もたくさん見させていただいていますがこんなに出来る人はいませんでしたよ。正直、何もアドバイスさせて頂けることはないです。」
。。。。。。。はぁ?補助金はプレゼンではなく書類審査ですけど?
診断士「そのままでイケると思います。でも、せっかくなので、高採択率のデータから割り出した秘策をお教えさせていただきますね。」
。。。。。。。ほぉ、ほぉ、なるほど、なるほど。確かにそれはいい!
診断士「何もできませんが僕からの愛情です」
。。。。。。あ、愛情?広告業界ってアホで変な人多いけど、この人かなりぶっ飛んでる。
しかし、教えてくれた秘策を使えば補助金ゲットに役立つことは間違いありません。
その秘策も織り込んで申請書の書き方マニュアルを作成したので当社のクライアント様に差し上げます。
というわけで当社でも合計400万円~500万円の返済不要の資金を調達できてしまいそうです。
日本の企業の9割は中小企業であり、政治家の先生方にとっては大切な票田なのでお金がばら撒かれているそうです。
土建屋の社長が金無垢のロレックスしてキャデラックに乗っているのはそういうことです。
商工会議所に行くとよくわかりますが、きちんとしていて賢そうな社長はほぼいません。
私を含め、抜けた感じのゆるい社長が大半です。
会社では勤まらないような人が起業するわけです。
毎朝、満員電車に乗って、言われたことをやるのは無理。
自宅の片隅で自分に出来ることを商売にしたらそれが大きくなったという社長がほとんどです。
商売はやれば儲かります。
儲からなかったら国や地方自治体から援助があります。
事実、当社は会員でもないので1ヶ月で4回も無料で中小企業診断士さんからアドバイスをもらっています。
法人税は個人所得税の最高税率よりも安いです。
国が全面バックアップ。
いたれりつくせり。
中小企業診断士さんも言っていました。
「まずはこの補助金をもらって、それで出来なかったところを別の補助金でやればいいんですよ。PDCAサイクルで回していく。」
確かに、設備の次は人材、IT化の次は広告費など、複数の補助金を活用できるようになっています。
法人だけでなく、個人事業主も対象です。
そして、コロナ騒動の今、個人事業主ではないサラリーマンでも140万円~200万円がもらえる制度もあります。
情報リテラシーの高い人だけが得をして、本当に支援が必要な人には届かないのが問題ですが、これが現実。
今後、税金が上がることは間違いないので、もらえるものはもらって、国や会社に頼らなくても大丈夫な経済基盤を固めておきましょう。
↓rこれ最高なのでぜひご覧ください(^^)/